HADOはスポーツになりえるのか「大学での実践を通して探求するARスポーツの運動量定量化」

神奈川大学みなとみらいキャンパスにHADOを導入していただいてます。
とっても綺麗なキャンパス!2023年9月22日に後藤先生のゼミにお邪魔しました。
ゼミの様子をニュースとしてお伝えします。

神奈川大学にてHADO

この日は後期がはじまって1回目のゼミでした。
1回目にもかかわらず多くの学生が参加しており、意欲の高さと先生方の人望を肌で感じました。
これまでHADOを運用してきた4年生達が抜け、設営や探求の中心が3年生になり設営をスタート。
授業開始までに準備完了し、ゼミがはじまりました。
※ゼミの詳細は対外発表済みではありますが割愛します。

HADOはレジャー?スポーツになる?

・研究の背景と目的
新型コロナウィルス感染症の影響で、運動不足やストレスから心身に悪影響をきたす健康二次被害の問題も生じているようです。
HADOはARスポーツという新しいジャンルとして男女差、筋力差、年齢差問わず楽しむことができます。
ゲーム感覚として体験できるため、レクリエーションとして「楽しい」ものですが、「スポーツ」としての運動量はまだまだ未知です。
飯塚 重善先生、後藤 篤志先生 主導のもとスポーツとして運動不足を解消できるかどうか、大学教育や地域運動に活かせるかどうかを定量的に把握する研究を進めています。

・HADOの運動量の定量化について
情報科学専門学校の武藤 幸一先生、村山 あすか先生との共同探求。ゲームの様子をビデオ録画するとともに、プレイヤーの身体に加速度計・傾斜計・ジャイロセンサーを装着し、それらのデータを統合・分析することでHADOの運動量を3軸で可視化しようというもの。
今回はテスト計測ということで、HADOが初めての情報科学専門学校の学生にも参加いただきました。

飯塚先生のコメント

HADOはまだゲーム感覚。
スポーツという主張ができることで体育祭やオープンキャンパスで使用するだけでなく、学習の一環、地域コミュニケーションとして「健康経営」の取り組みにつながります。
性別、体格関係なくできるスポーツだからこその可能性を探りながら実践的な探求を進めていきます。
体育館及びHADOの設備を持っているので学生だけで地域イベントなどを開催できるようになったら良いと考えています。

先生・ゼミ生の皆様この度はお忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。

参考:https://note.com/kuweb/n/nf4f19a062064