出張イベントとしてHADO大会を本社内で開催 「一体感」を生む社員交流イベントにー大日本印刷株式会社ー 

大きな組織になればなるほど課題になるのが「風土醸成」。従業員数が3万6千人以上いる大日本印刷株式会社(以下、DNP)も経営課題として掲げている中で、今回社内レクリエーションの一環でHADO大会を本社オフィスで企画・運営した有志のチームがありました。どのような一体感の醸成につながったのでしょうか?

DNPの情報イノベーション事業部グループは人と社会をつなぐさまざまなコミュニケーションに関わる事業を行っていて、決済サービスやハイブリッドマーケティングなど、5つの事業領域で培ったアセットをDXにいかして新たな価値を提供しています。大日本印刷グループで3万6千人以上いる大きな組織…ともなると、なかなか横のつながりが取れないのが実状です。そこで「風土醸成活動」のため、有志メンバーが隙間時間に集まってさまざまな企画を行っています。

誰もが参加しやすく楽しめて、社内の縦・横の関係性の充実を図れるイベントとして浮上したのがHADOでした。なんとHADO公認チームの選手が部署内に所属していたこともあり、本社内で大会を行うという「出張スタイル」で行われました。では、どのようなイベントになったのでしょうか。企画メンバーの皆さんにお話を伺いました。

Q  HADOをイベントに導入されたきっかけを教えてください。

有志メンバーの活動目標である「一体感の醸成」を生むためには「推し活のように、頑張っている人を応援するのが良いのではないか」というアイデアが出ました。そこで、社内で活躍している人を探していたところ、HADO公認チームの山﨑和人選手が在籍していることが判明。仕事とARスポーツ選手という、ワークライフバランスを保ちながら自己実現している山崎選手を「推す」ことからスタートしました。

Q 導入前、HADOに対してどこにメリットを感じていましたか?

楽しくて参加しやすいHADOの内容に加えて、「多くの社員に参加・観戦してもらう」ことに重きを置いていたので、移動することなく社内で完結する「出張イベント」に魅力を感じました。社内開催ですと18時以降に実施できますし、移動がないため出入り自由にすることで多くの人に足を運んでもらえることにメリットを感じました。

Q 実施前、不安に思っていたことなどありますか?

初めての企画でしたので、集客がどのぐらい見込めるか不安でした。しかし、所属部署対抗で8チーム募集したところ、応募枠をすぐに超えてしまい抽選に。お断りすることになってしまったチームもあったので、次回は試合数を増やして参加枠を増やしたいです。ほか、観戦申し込みも40名以上、当日のオンライン参加も300名以上と、こちらも想定以上の参加があり驚きました。

Q 事前にどのような準備を行いましたか?

メールや社内SNSでの告知、HADO大会用の特設サイトを作ったり、社内サイネージを駆使したり…、開催まで複数回にわたってあらゆるメディアを駆使して告知しました。伝えることを仕事にしている部署でしたので、メンバーの知見が活きていましたね。また、参加チームにはHADO ARENAお台場店での事前体験を案内したり、ルール説明動画を共有したりしました。

Q 当日、実際に体験した方々の反応はいかがでしたか?

所属部署対抗にしたことで、参加チームも観戦者も非常に盛り上がっていました。大会開催前にエキシビションマッチとして「上層部3名vs HADO選手山崎さん」の試合を開催したところ、0-7で山崎さんが圧勝。山崎選手の神プレイに一同どよめきつつ、上層部の普段見られない楽しんでいる姿を見られて、社員たちも大いに盛り上がっていました。

Q 出張イベントとして大変だったことはありますか?

コートの設営準備が必要でしたので、当日お昼過ぎからは運営会社であるmeleapさんと一緒に設営をしていました。オンライン配信は社内のシステムを利用したので容易でした。今回のイベントを機に、リアル会場での企画を検討する流れになりました。

Q イベント後、参加者の皆さまからはどのような声が届きましたか?

「これまで業務以外で話す機会がなかったので、良い機会となりました」「部署内の一体感が生まれたので、ぜひ第2回も開催してほしい」「世代を選ばず参加できるのが楽しかった」など嬉しい声が多数届きました。また、イベント後のアンケートで93%が「満足している」に回答いただけました。

Q 今後、導入を考えている企業にむけて、アドバイスがあればぜひ!

10代〜50代という幅広い世代で男女問わず楽しめ、さまざまな部署・役職を巻き込んだイベントが開催できました。これまで接点がないスポーツでしたが、こんなに盛り上がるとは…、想像を遥かに超えたイベントになり大満足でした!コロナ禍以降、若手世代は特に社内交流の機会が少なかったですし、飲み会では得られない一体感が醸成できますので、導入を迷われている方にもおすすめします。

(聞き手:ライター飯田りえ)

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