2026.08.21

あまり知られていないスポーツ30選|始め方と体験できる場所まで紹介

あまり知られていないスポーツは、日本国内で始められるものだけでも数十種類あります。
名前を聞いたことがない競技でも、協会が全国大会を運営していたり、予約すればその日のうちに体験できる施設があったりします。

一方で、いざ調べようとすると情報がばらばらで、「結局どれが自分にできるのか」が見えづらいのが実情です。
競技の説明だけが書かれていて、何人必要なのか、室内でできるのか、どこへ行けば体験できるのかまではわからない記事も少なくありません。

そこでこの記事では、30の競技すべてについて、室内か屋外か・必要人数・運動量・日本で体験できる場所をそろえて記載しました。
あわせて「どこから手をつければいいか」を基準に4つのグループに分け、施設に行けばすぐ体験できるものから順に紹介します。

30競技の一覧

30競技の一覧

競技名 室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
HADO 室内 調整可能 全国のHADO ARENA・提携店舗
SASSEN 室内 2人〜 協会の道場・体験会
ドローンサッカー 室内 10人〜 連盟支部の体験会・大会
テックボール 屋内外 2人〜 専用台のある施設・イベント
パデル 屋内外 4人 全国の専用コート
ピックルボール 屋内外 2人〜 体育館・専用コート
アックススローイング 室内 1人〜 専用レーンのある体験施設
モルック 屋外(室内可) 2人〜 公園・体育館
ペタンク 屋外 2人〜 公園・専用コート
ラウンドネット 屋外 4人 公園・砂浜
ヘディス 室内 2人〜 卓球台のある施設
ベースボール5 屋内外 10人 学校・体育館・公園
インディアカ 室内 8人〜 体育館(自治体の用具貸出あり)
スポーツスタッキング 室内 1人〜 自宅・学校・体験会
カバディ 室内 16人 協会加盟クラブの練習会
セパタクロー 屋内外 6人〜 協会の体験会・クラブ
アルティメット 屋外 14人 大学・社会人クラブ
フロアボール 室内 12人 連盟加盟クラブ
キンボール 室内 12人 中〜高 連盟の体験会・学校
コーフボール 屋内外 16人 協会加盟クラブ
ネットボール 室内 14人 協会加盟クラブ
ローラーダービー 室内 10人〜 リンクを持つチームの練習会
ロゲイニング 屋外 2〜5人 各地で開催される大会
スポGOMI 屋外 3〜5人 全国で開催される大会
クリケット 屋外 22人 協会の拠点・体験会
ゲーリックフットボール 屋外 30人 国内クラブの練習会
水中ホッケー プール 12人 連盟加盟クラブ
ボサボール 屋外 8人〜 国内での常設実施は限定的
YOU.FO 屋内外 2人〜 体験会・イベント
ブズカシ 屋外 多数 日本での実施例は確認されていない

あまり知られていないスポーツが、いま始めるのにちょうどいい理由

あまり知られていないスポーツが、いま始めるのにちょうどいい理由

認知度が低い競技は、初心者にとってむしろ入りやすい条件がそろっています。
体力よりも慣れや作戦が結果に響く競技も多く、経験者が少ないため実力差が開きにくくなります。

経験者が少なく、初心者から対等に始められるため

競技人口が少ないということは、その場にいる全員が始めて数年という状況が起こりやすいという意味でもあります。

サッカーや野球の社会人チームに今から入ろうとすると、小学生から続けてきた人たちと同じ場に立つことになります。
一方でモルックやペタンク、コーフボールのような競技では、大人になってから始めた人が多数派です。
「初めてなんです」と伝えたときの周囲の反応が、まったく違ってきます。

ルール自体がシンプルな競技も多く、その日のうちに試合形式まで進めるものが少なくありません。

運動能力より戦術や慣れが結果を左右する競技が多いため

得点の仕組みそのものに、身体能力以外の要素が組み込まれている競技があります。

モルックは合計をちょうど50点にすることが勝利条件のため、点数を取りすぎると不利になります。
狙うピンを選ぶ判断が、投げる力より重要です。
ロゲイニングは制限時間内にどのチェックポイントを回るかという作戦の立て方で差がつきますし、ドローンサッカーは走る速さではなく操縦技術が問われます。

私は、この点についてこう考えています。
サッカーやバスケットボールのような一般的なスポーツは基本的な運動能力が重要になり、筋力や持久力、体格が優れている方が有利になります。
一方で、戦術やチームワークでカバーできる設計になっている競技であれば、運動経験の差はそれほど大きな壁になりません。

競技人口が少なく、大会や代表への距離が近いため

国内の競技人口が数百人から数千人規模の競技では、全国大会が始めて数年の選手にも開かれています。

実際に、芸能人が日本代表として世界大会に出場した例が複数あります。
モルックではお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田さんが日本代表を務め、スポーツスタッキングでは女優の森川葵さんが日本代表としてアジア大会でメダルを獲得しました。

ただし、目指しやすさの裏側もあります。
競技人口が少ない分、練習できる場所や指導者、対戦相手が限られます。
近くに活動しているチームがあるかどうかが、続けられるかどうかを大きく左右する点は押さえておいてください。

はじめまして同士でも自然に会話が生まれるため

全員が初心者という状況では、教える側と教わる側という上下関係が生まれにくくなります。

ルールがわからないこと自体が共通の話題になり、「今のはどう数えるんですか」というやり取りから会話が始まります。
ラウンドネットやフレスコボールのように2人組で協力する競技、キンボールのようにチーム全員がボールに触れなければならない競技では、声を掛け合わないとプレー自体が成立しません。

社内イベントや地域の集まりで新しい競技が選ばれるのは、この性質があるからです。

常設の施設やイベントで今すぐ体験できるスポーツ7選

常設の施設やイベントで今すぐ体験できるスポーツ7選

道具や仲間をそろえる前に、まず試してみたい人に向いているグループです。
ここで紹介する7競技は、予約すればその日に体験できる施設か、定期的な体験会があります。

HADO(ハドー)

HADO(ハドー)

HADOは、AR(拡張現実)技術を使い、自分の手からエナジーボールを放って対戦する日本発のテクノスポーツです。

ヘッドセットとアームセンサーを身につけると、目の前の現実のフィールドにデジタルの演出が重なって見えます。
腕を振ればエナジーボールが飛び、手をかざせばシールドが展開されます。
相手のターゲットをより多く削ったチームが勝ちとなり、1プレイの時間は80秒です。

エナジーボールの速さや大きさ、シールドの強さは、決められた数値の範囲内で自分に合わせて振り分けられます。
攻撃に寄せるのか、守りを固めて味方を活かすのか、その組み立てが勝敗を分けます。

私は子どもの頃、本気で「かめはめ波」が撃てると信じていました。
本を読んで何年もかけて練習しましたが、当然ながら撃てませんでした。
それをAR技術で形にしたのがHADOです。

HADOは性別や年齢を問わずプレイできます。
スキルをカスタマイズできるため、運動能力や体格による有利不利が生まれにくい設計になっています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 チーム対戦(人数は実施内容に応じて調整可能) HADO ARENA お台場店・東京ソラマチ店ほか全国の店舗

面白さのポイントは、自分の動きがそのまま技になることです。
コントローラーの操作ではなく、走って避けて腕を振る動作が演出に直結します。
運動が得意ではない人でも、立ち位置の取り方や味方との役割分担で勝ちに貢献できます。

漫画やアニメの必殺技に憧れた経験がある人、体を動かしながら戦略を考えるのが好きな人に向いています。

HADO

SASSEN(サッセン)

SASSENは、センサーを内蔵した専用の刀を使い、侍の斬り合いを再現する日本発のデジタルスポーツです。

使うのは空気で膨らませた軽量の刀で、当たったかどうかの判定をシステムが自動で行います。
有効打が決まると音と光で知らせるため、審判の主観が入りません。
1本先取という単純なルールで、1試合は数十秒で終わります。

超人スポーツ協会が扱う競技のひとつとして紹介されており、全日本サッセン協会が普及と大会運営を担っています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 2人〜 協会の道場・体験会・出張イベント

面白さのポイントは、勝負が一瞬で決まることです。
力任せに振っても当たらず、相手の呼吸を読んで踏み込むタイミングが勝敗を決めます。
判定が機械なので、初心者の一撃が経験者に入ることも珍しくありません。

剣道や時代劇に興味がある人、短い勝負を何度も繰り返したい人に向いています。

公式サイト:全日本サッセン協会

ドローンサッカー

ドローンサッカーは、球体のフレームに覆われた専用ドローンを操縦し、空中のリング状のゴールを狙う競技です。

コート内で1チーム5機が飛び、機体をぶつけ合いながらゴールを目指します。
得点できるのは「ストライカー」に指定された機体のみで、残りの機体は攻撃を防いだり味方の進路をつくったりする役割を担います。
フレームで覆われているため、機体同士が接触しても危険が少ない設計です。

国際団体のFIDAが世界大会の開催権を持ち、日本では一般社団法人日本ドローンサッカー連盟が唯一の公式団体として認定されています。
広島・埼玉・岩手・大分などの支部が大会や体験会を開催しています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 10人〜 連盟各支部の体験会・大会

面白さのポイントは、身体能力がまったく関係しないことです。
年齢や体力ではなく操縦技術だけで勝負が決まるため、小学生が大人に勝つ場面も起こります。
空中で機体がぶつかり合う光景は、観ている側の盛り上がりも大きくなります。

体を激しく動かすことに抵抗がある人、機械やガジェットが好きな人に向いています。

公式サイト:一般社団法人日本ドローンサッカー連盟

テックボール

テックボールは、湾曲した専用テーブルを挟み、サッカーボールを足や頭で打ち合う競技です。

卓球台のように見えますが、天板が弓なりに反っているため、当たった場所によってボールの跳ね方が変わります。
手を使わずに3タッチ以内で相手側へ返し、同じ部位を連続で使うことは禁止されています。1対1のシングルスと2対2のダブルスがあります。

日本テックボール協会が国内の普及を担っており、サッカー選手が練習の合間に楽しんでいる姿がSNSで話題になったこともあります。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 2人〜 専用台を設置した施設・イベント会場

面白さのポイントは、サッカー経験がそのまま活きる点です。
リフティングやトラップの技術が高い人ほど有利になる一方、身体接触が一切ないためケガのリスクは低くなります。
曲面でボールが予測しづらい方向に跳ぶので、初心者同士でもラリーが盛り上がります。

サッカーをやっていたが今は接触のある競技を避けたい人、少人数で対戦したい人に向いています。

公式サイト:日本テックボール協会

パデル

パデルは、壁で囲まれたコートで、壁の跳ね返りを使いながらラリーを続けるラケット競技です。

スペインや南米で広く親しまれており、基本はダブルスで行います。
ラケットは面に穴が空いた短いタイプで、得点の数え方はテニスと同じです。
ボールが壁に当たって跳ね返ってきたものは打ち返せるため、テニスならアウトになる球でもプレーが続きます。

日本パデル協会が普及を進めており、国内では専用コートが増えています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 4人 全国の専用コート

面白さのポイントは、ラリーが続きやすいことです。
壁があることで球が返ってくる回数が増え、初心者同士でも打ち合いになります。
ただし決めきるのが難しいため、どこに落とせば取れないかを考える戦術性も要求されます。

テニスに挫折した経験がある人、4人で集まる機会が定期的にある人に向いています。

公式サイト:日本パデル協会

ピックルボール

ピックルボールは、バドミントンと同じ広さのコートで、穴の空いた軽いボールをパドルで打ち合う競技です。

アメリカで生まれ、テニス・卓球・バドミントンの要素を組み合わせた競技として広まりました。
サーブは必ず下から打ち、サーブとレシーブの1本目はワンバウンドさせてから返さなければなりません。
ネット手前には「キッチン」と呼ばれる進入禁止エリアがあり、そこからのボレーが禁じられています。

国内の競技人口は約33万人と推計されています(株式会社ピックルボールワン調べ、2026年)。
この数値は民間調査による推計であり、公式団体による確定値ではありません。
プレーできる施設数についても、2026年7月時点で262施設・35都道府県が確認されたという民間の調査があります。

日本ピックルボール協会は2026年1月に公式ランキング制度を開始しました。
なお、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技には採用されていません。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 2人〜 体育館・テニスコート・専用コート

面白さのポイントは、コートの狭さがそのまま駆け引きになることです。
走る距離が短いため体力差が出にくく、代わりにネット際での細かいやり取りが勝負を決めます。
ボールが軽く飛距離が出ないので、力で押し切れません。

体力に自信がない人、シニア世代と一緒にプレーしたい人に向いています。

公式サイト:ピックルボール日本連盟

アックススローイング

アックススローイングは、ダーツと同じように的へ斧を投げて得点を競う競技です。

北米で広まったレジャースポーツで、日本国内でも専用レーンを備えた体験施設が営業しています。
的は同心円状に区切られ、中心に近いほど高得点になります。
斧が的に刺さらなければ得点にならないため、力ではなく回転数と距離の合わせ方が問われます。

安全管理のため、施設ではスタッフによる指導を受けてから投げる形式が一般的です。
年齢制限や服装の条件が施設ごとに異なるので、予約時に確認してください。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 1人〜 専用レーンを備えた体験施設

面白さのポイントは、刺さった瞬間の感覚と音です。
腕力よりも手を離すタイミングの再現性が重要になるため、体格の差がほとんど出ません。
1人でも成立するので、予定が合わなくても自分のペースで通えます。

日常では味わえない体験を求めている人、1人で黙々と練習するのが好きな人に向いています。

なお、ここで紹介した競技のうちHADOはAR技術を使う体験型のeスポーツにも分類されます。
画面上で戦うものから体を動かすものまで、eスポーツの種目には幅があります。

▶ 関連記事:eスポーツの種目とは?代表的なジャンルや競技タイトルをわかりやすく紹介

道具をそろえれば仲間内で始められるスポーツ7選

道具をそろえれば仲間内で始められるスポーツ7選

このグループは、道具さえ用意すれば公園や体育館で自分たちだけで成立する競技です。
チームに所属する必要がなく、友人や家族と始めやすい点が共通しています。

自治体が用具の貸出を行っている競技もあるため、購入前に地元のスポーツ振興担当課を確認するのもひとつの方法です。

モルック

モルックは、木の棒を投げて数字の書かれたピンを倒し、合計をちょうど50点にすることを目指すフィンランド発祥の競技です。

モルックと呼ばれる木の棒を、スキットルと呼ばれる12本のピンに向かって投げます。
倒れたピンが1本ならそこに書かれた数字が、2本以上なら倒した本数が得点になります。
50点を超えると得点が減らされるルールがあるため、終盤は狙う本数を絞る必要が出てきます。3回続けて1本も倒せないと失格です。

日本モルック協会が国内の普及と大会運営を担っており、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田さんが日本代表として世界大会に出場したことで知名度が広がりました。
自治体の生涯スポーツ事業でも用具の貸出対象になっているほか、室内用のスポンジ製モルックも存在します。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外(室内可) 2人〜 公園・体育館・各地の大会

面白さのポイントは、点を取りすぎると負けに近づくという逆転した構造です。
大きく倒せば有利という直感が通用せず、残り点数を数えながら1本だけ狙うという判断が求められます。
投げる力がほぼ関係ないため、子どもと高齢者が同じ勝負をできます。

体を激しく動かしたくない人、頭を使うゲームが好きな人に向いています。

公式サイト:日本モルック協会

ペタンク

ペタンクは、地面に置いた目標球へ金属製のボールを投げ、相手より近づけることで得点を競うフランス発祥の競技です。

サークルを基点として、ビュットと呼ばれる小さな木製の目標球を投げます。
そこへ向かって直径約7センチの金属球を交互に投げ、より近くに寄せたチームが得点します。
相手の球を弾き飛ばす戦術もあるため、寄せるだけの競技ではありません。
1対1から3対3まで編成を変えられます。

日本ペタンク・ブール連盟が競技を統括しており、地域の生涯スポーツとして全国で親しまれています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 2人〜 公園・専用コート・地域のスポーツ施設

面白さのポイントは、投げる以外の選択肢が常にあることです。
自分の球を寄せるのか、相手の球を弾き出すのか、目標球そのものを動かすのか。1投ごとに盤面が変わるため、カーリングに近い駆け引きが生まれます。

30競技の中でも運動量が最も低い部類に入り、立って歩ける体力があれば参加できます。

公式サイト:日本ペタンク・ブール連盟

ラウンドネット(スパイクボール)

ラウンドネットは、地面に置いた円形のネットにボールを打ちつけ合う2対2の競技です。

アメリカで流行し、スパイクボールという商品名でも知られています。
バレーボールと同じように3タッチ以内でネットへ打ち込み、相手が返せなければ得点です。
特徴的なのは、コートの区切りがなくネットの周囲360度を自由に動ける点です。
どこから打ってもよいため、常に位置取りを考え続けることになります。

日本国内でもラウンドネット日本を中心にコミュニティが広がっています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 4人 公園・砂浜・河川敷

面白さのポイントは、動き続けなければならない構造です。
守る方向が決まっていないため、相手が打つ瞬間まで立ち位置を判断できません。
ネットセットひとつ持っていけば場所を選ばずできる手軽さもあります。

しっかり汗をかきたい人、2人組で協力するのが好きな人に向いています。

公式サイト:ラウンドネット日本

ヘディス

ヘディスは、卓球台の上でボールを頭だけで打ち合うドイツ発祥の競技です。

使うのは空気を少し抜いたゴムボールで、手やラケットは使いません。
ヘディングでボールを相手コートに返し、返せなければ得点になります。
ワンバウンドしてから返す点は卓球と同じですが、台の高さに合わせて上半身を沈める動作が連続するため、見た目以上に全身を使います。

日本でも協会が体験会を開催しており、卓球台があれば場所を問わず実施できます。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 2人〜 卓球台のある施設・協会の体験会

面白さのポイントは、ルールの意外性そのものです。
「卓球を頭でやる」という一文で誰にでも説明でき、初めて見た人が必ず反応します。
実際にやってみると、狙った方向に飛ばすことが想像以上に難しく、そのギャップが夢中にさせます。

サッカー経験者、笑いが起きる競技を探している人に向いています。

公式サイト:へディス(HEADIS)日本版

ベースボール5

ベースボール5は、バットもグローブも使わず、手でボールを打つ男女混合5人制の野球です。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が普及を進めている競技で、必要な道具はゴムボール1個だけです。
ピッチャーはおらず、打者が自分でボールを地面に叩きつけて打ちます。
塁は3つで、1イニングあたりのアウトは3つ、試合は5イニング制です。
コートは1辺約13メートルの正方形で、体育館や公園の一角でも成立します。

男女混合が必須というルールが、競技の設計に組み込まれています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 10人 学校・体育館・公園

面白さのポイントは、道具がほぼ不要という点にあります。
ボール1個持っていけば始められるので、思い立ったその日に試せます。
守備側もすべて素手で捕るため、強く打つより空いた場所に転がす技術が有効になり、野球経験の有無で差が開きにくくなります。

野球のルールは知っているが道具をそろえるのが面倒な人、10人前後で集まる機会がある人に向いています。

公式サイト:WBSC Baseball5(日本語)

インディアカ

インディアカは、羽根の付いた専用ボールを素手で打ち合うバレーボール型の競技です。

インディアカボールと呼ばれる、平たいスポンジに4枚の羽根が付いたボールを使います。
ラケットは使わず、手のひらで直接打ち返します。
羽根が空気抵抗を生むため通常のバレーボールよりスピードが遅く、初心者でも怖さを感じにくいのが特徴です。
1チームは4人から6人で編成されることが多く、ネットを挟んで得点を競います。

旧西ドイツの体育教師が、ブラジルの伝統的な遊びをもとに考案したと伝えられています。
日本インディアカ協会が競技を統括しており、自治体のニュースポーツ用具貸出でも定番の種目です。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 8人〜 体育館(自治体の用具貸出あり)

面白さのポイントは、ボールの軌道が読みづらいことです。
羽根の向きによって落ち方が変わるため、真上に上がったと思った球が手前に落ちてきます。
打つ強さと角度で滞空時間を調整できるので、慣れてくると駆け引きが生まれます。

バレーボールのボールが怖いと感じる人、幅広い年齢層で集まる場を持っている人に向いています。

公式サイト:日本インディアカ協会

スポーツスタッキング

スポーツスタッキングは、専用のプラスチックカップを決まった形に積み上げて崩す速さを競う競技です。

カップスタッキングとも呼ばれ、100分の1秒単位でタイムを計測します。
「3-3-3」「3-6-3」など積み方の種類が定められており、それぞれに公式記録が存在します。
使うのは専用のカップとタイマーだけで、必要なスペースは机1つ分です。

WSSA-JAPANが国内の大会を運営しており、女優の森川葵さんが日本代表としてアジア大会でメダルを獲得したことで注目を集めました。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 1人〜 自宅・学校・体験会

面白さのポイントは、上達が数字でそのまま見えることです。
1週間練習すればタイムが確実に縮み、記録という形で成長が残ります。
腕力もリーチも関係なく、指先の正確さと手順の記憶だけで決まるため、小学生が大人を上回ることも普通に起こります。

1人で練習を積み重ねるのが好きな人、狭いスペースしか確保できない人に向いています。

公式サイト:WSSA-JAPAN

クラブや競技団体に参加して続けるスポーツ10選

クラブや競技団体に参加して続けるスポーツ10選

このグループは、人数や設備の面から個人では成立しにくく、チームや協会に参加する形で続ける競技です。
裏を返せば、始めた時点で仲間が手に入るという意味でもあります。

競技団体の公式サイトに加盟クラブの一覧が掲載されている場合が多く、まずは見学や体験練習から入るのが一般的な流れです。
HADOにも継続して通えるアカデミーが用意されており、続ける前提で始めたい人には所属先がある競技のほうが向いています。

カバディ

カバディは、攻撃側の1人が「カバディ」と唱え続けながら相手陣地に入り、守備側の選手にタッチして自陣に戻る競技です。

インドで生まれ、南アジアを中心に行われています。攻撃側は1人、守備側は7人で、タッチした人数分が得点になります。
守備側は攻撃側を捕まえて自陣に帰さなければ得点です。
攻撃側は「キャント」と呼ばれるコールを続けなければならず、息継ぎをすると相手に得点が入ります。

日本カバディ協会が競技を統括し、全日本選手権は30回を超える歴史を持ちます。
漫画『灼熱カバディ』によって認知が広がった競技でもあります。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 16人 協会加盟クラブの練習会

面白さのポイントは、道具を一切使わない点です。
ボールもラケットもなく、身体と声だけで勝負が決まります。
攻撃側は7人に囲まれた状況から生還しなければならないため、一瞬の判断と度胸が問われます。
身体接触があるため、30競技の中でも運動量は最上位です。

思いきり体を使いたい人、格闘技的な緊張感を求めている人に向いています。

公式サイト:日本カバディ協会

セパタクロー

セパタクローは、ネットを挟んで足と頭だけでボールを打ち合う東南アジア発祥の競技です。

マレー語で「蹴る」を意味するセパと、タイ語でボールを指すタクローを組み合わせた名称です。
腕と手の使用は禁止で、3回以内に相手コートへ返します。
同じ選手が続けて触ることも認められています。
ネットの高さは155センチ以上で、そこを越えて空中で逆さになりながらスパイクを打つ場面が競技の見どころです。

日本セパタクロー協会が国内の普及を担い、2022年にはトップリーグ「ES LEAGUE」が発足しました。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 6人〜 協会の体験会・加盟クラブ

面白さのポイントは、観るだけで成立する迫力です。
頭より高い位置のボールを足で叩きつける動作は、他の競技では見られません。
習得の難易度は高い一方、リフティングやパスの練習から段階的に入れるため、サッカー経験があれば取りつきやすくなります。

アクロバティックな動きに挑戦したい人、人に見せられる技を身につけたい人に向いています。

公式サイト:日本セパタクロー協会

アルティメット

アルティメットは、フライングディスクをパスでつなぎ、エンドゾーンでキャッチして得点する7人制の競技です。

アメリカの高校で生まれ、日本フライングディスク協会が国内の競技を統括しています。
ディスクを持った選手は歩けず、パスを出すことしかできません。
落としたりカットされたりすると、その場で攻守が入れ替わります。身体接触は禁止です。

最大の特徴は、審判を置かないセルフジャッジ制です。
「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」と呼ばれるフェアプレー精神に基づき、選手同士で反則を申告し合います。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 14人 大学サークル・社会人クラブ

面白さのポイントは、自分たちで試合を成立させるという構造です。
反則を自ら認める仕組みは他の球技にほとんどなく、勝ち負け以外の価値観が競技に組み込まれています。
コートが縦に長いため走る量は多く、持久力が問われます。

大学から新しい競技を始めたい人、走ることが苦にならない人に向いています。

公式サイト:一般社団法人日本フライングディスク協会

フロアボール

フロアボールは、体育館の床で軽量スティックを使い、穴の空いたプラスチックボールを打ち合うホッケー型の競技です。

北欧で生まれ、6対6で試合を行います。
スティックは片手で持てるほど軽く、ボールも23グラム程度しかありません。
アイスホッケーに比べて用具が簡素で、防具も基本的にはゴールキーパー以外は不要です。
ハイスティックや身体接触には制限が設けられています。

日本フロアボール連盟が国内を統括し、女子日本代表が国際大会に出場しています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 12人 連盟加盟クラブの練習会

面白さのポイントは、展開の速さです。
ボールが軽く床の摩擦も少ないため、パスが一瞬で通ります。
用具が軽い分、力よりもスティックの扱いの細かさで差がつきます。
氷上の競技と違い、体育館さえあれば練習できる手軽さも利点です。

スピード感のある競技が好きな人、ホッケーに興味があったが環境がなかった人に向いています。

公式サイト:日本フロアボール連盟

キンボール

キンボールは、直径約122センチ・重さ約1キログラムの巨大なボールを、3チームが同時にコートへ入って競う競技です。

カナダのケベック州で考案されました。
1チーム4人で、サーブする際には「オムニキン」とコールしてから、レシーブするチームの色を指定します。
指定されたチームがボールを床に落とすと、他の2チームに1点ずつ入ります。
サーブ時はチーム全員がボールに触れていなければなりません。

日本キンボールスポーツ連盟が普及を進め、学校や地域のイベントでも体験機会があります。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 12人 中〜高 連盟の体験会・学校・地域イベント

面白さのポイントは、まず見た目のインパクトです。
人の背丈に近いボールが飛んでくる光景は、写真1枚で伝わります。
3チームが同時に競うため、常にどこから来るかわからない緊張感が続きます。
全員がボールに触れなければサーブが成立しないというルールが、自然に声掛けを生みます。

大人数で盛り上がりたい人、全員参加型の競技を探している人に向いています。

公式サイト:日本キンボールスポーツ連盟

コーフボール

コーフボールは、男女混合8人制で、支柱の上に付いたバスケットへボールを入れる競技です。

オランダで生まれ、世界約70カ国に広がっています。
バスケットボールとの大きな違いは3つあります。ドリブルが認められておらずパスだけで運ぶこと、身体接触が禁止されていること、そして男女各4人の混合編成が必須であることです。
バスケットには背板がなく、360度どこからでもシュートを狙えます。

日本コーフボール協会が国内の競技を統括しています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 16人 協会加盟クラブの練習会

面白さのポイントは、男女混合が競技設計そのものに組み込まれていることです。
接触が禁止されているため体格差が有利に働きにくく、パスをつなぐ判断とポジショニングで勝負が決まります。
バスケットボール経験者が必ずしも活躍するとは限らない点も、始めたばかりの人にとっては入りやすさにつながります。

男女で一緒に競技をしたい人、接触のない球技を探している人に向いています。

公式サイト:日本コーフボール協会

ネットボール

ネットボールは、コートを3分割し、選手がそれぞれ決められた範囲内でのみプレーする7人制の球技です。

イギリスで女子バスケットボールから発展した競技で、英語の教科書に登場することもあります。
ドリブルは禁止され、ボールを受けた選手はパスかシュートしか選べません。
7つのポジションごとに動ける区域が定まっているため、1人がコート全面を支配することが構造的に不可能です。

日本ネットボール協会が国内の普及を担っています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 14人 協会加盟クラブの練習会

面白さのポイントは、役割分担が明確なことです。
動ける範囲が限られているぶん、自分のポジションで何をすべきかがはっきりします。
走る距離が限定されるため体力の消耗も抑えられ、初心者がチームの一員として機能しやすくなります。

チーム内で自分の役割を持ちたい人、バスケットボールの走る量が負担だった人に向いています。

公式サイト:日本ネットボール協会

ローラーダービー

ローラーダービーは、ローラースケートを履いて楕円形のトラックを周回し、相手を妨害しながら追い抜きを競う競技です。

アメリカで生まれ、1970年代には日本でもテレビ放送された歴史があります。
各チームから「ジャマー」と呼ばれる得点役が1人出て、相手のブロッカーを抜くごとに得点します。
ブロッカーは体を使って進路を塞ぐため、身体接触が前提の競技です。
安全のためヘルメットとプロテクターの着用が義務づけられています。

国内ではローラーダービージャパンを中心にチームが活動しています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
室内 10人〜 リンクを持つチームの練習会

面白さのポイントは、攻撃と防御を同時に担う独特の構造です。
ブロッカーは相手のジャマーを止めながら、自チームのジャマーの進路をつくらなければなりません。
この記事で紹介する30競技の中では、身体接触と運動量がともに最上位に位置します。

激しい競技をやり切りたい人、スケートの経験を活かしたい人に向いています。

公式サイト:ローラーダービージャパン

ロゲイニング

ロゲイニングは、地図とコンパスを使い、制限時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回って得点を集める競技です。

オーストラリアで生まれた競技で、数時間から24時間という長い制限時間の中、2人から5人程度のチームで行動します。
チェックポイントには難易度に応じた点数が振られており、すべてを回る時間はありません。
どこを捨ててどこを取るかという作戦の立て方が、走る速さ以上に順位を決めます。

国内でも各地で大会が開催されているほか、市街地を舞台にした観光型のイベントも増えています。
参加する大会ごとに主催団体が異なるため、募集要項を確認してください。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 2〜5人 各地で開催される大会・イベント

面白さのポイントは、スタート前に勝負の半分が決まることです。
地図を渡されてからルートを組み立てる時間があり、そこでの判断が結果を大きく左右します。
走力に自信がなくても、効率のよいルートを選べば上位に入れます。

登山やハイキングが好きな人、体力勝負より作戦で勝ちたい人に向いています。

スポGOMI

スポGOMIは、制限時間内にチームで拾ったゴミの量と質をポイントに換算して競う日本発祥の競技です。

3人から5人のチームを組み、決められたエリア内でゴミを拾います。
単純な重さではなく、たばこの吸い殻のように拾いにくいものに高い係数が設定されているため、何を狙うかという戦略が生まれます。
エリア外に出たり、危険物を扱ったりすると減点されます。

全国各地で大会が開催されており、自治体や企業が主催するケースも増えています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 3〜5人 全国で開催される大会・企業イベント

面白さのポイントは、ゴミ拾いという行為が競技に変わることです。
得点係数があるため「どこに何が落ちているか」を予測する必要があり、担当エリアの割り振りやルート設計といったチーム戦の要素が入ります。
運動能力がまったく問われない点も、参加のハードルを下げています。

社会貢献と運動を同時に成立させたい人、勝敗以外の意味を求めている人に向いています。

公式サイト:スポGOMI

新しく生まれた競技を含め、近年注目を集めているスポーツについては別の記事でも紹介しています。

▶ 関連記事:社内・友達・家族など数人で楽しめる!今注目の最新スポーツ10選

世界では人気なのに日本ではあまり知られていないスポーツ6選

世界では人気なのに日本ではあまり知られていないスポーツ6選

ここからは、海外では広く親しまれている一方で、日本では体験できる場所が限られる競技を紹介します。
今すぐプレーすることは難しくても、観る対象として、あるいは海外へ行った際の楽しみとして知っておく価値があります。

日本での体験可否も明記しますので、実際に試せるものだけを探している場合は前の3つのグループを参考にしてください。

クリケット

クリケットは、バットとボールを使い、11人ずつの2チームが攻守を交代しながら得点を競う競技です。

世界の競技人口は3億人規模とされ、サッカーに次ぐ広がりを持つと言われています。2028年ロサンゼルス五輪の追加競技にも採用されました。
打者が打った後、2人が走ってウィケットと呼ばれる3本の棒の間を往復することで得点します。
360度どこへ打ってもよく、肘を曲げずに投げるという投球ルールが野球と大きく異なります。

日本では認知度が低いものの、日本クリケット協会が拠点を持ち、体験会や大会を開催しています。
サッカーで使われる「ハットトリック」という言葉は、もともとクリケット由来です。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 22人 協会の拠点・体験会

面白さのポイントは、試合時間の常識が通用しないことです。
主流の形式でも3時間前後かかり、長いものでは数日間続く試合形式も存在します。
攻守がはっきり分かれているため、野球のルールを知っている人には理解しやすい構造です。

野球経験を別の形で活かしたい人、海外での観戦に興味がある人に向いています。

公式サイト:日本クリケット協会

ゲーリックフットボール

ゲーリックフットボールは、手でボールを運びながら足でシュートも打つ、アイルランドの国技のひとつです。

15人制で、サッカーとラグビー、バスケットボールの要素が混ざった競技です。
ボールを持って4歩以上走ることはできず、地面にバウンドさせるか自分の足で蹴り上げて持ち直す動作を挟む必要があります。
ゴールはH型で、バーの下のネットに入れれば3点、バーの上を越えれば1点という2段構えの得点方式です。

日本ではJapan GAAが活動しており、在住外国人の選手が多い競技でもあります。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 30人 国内クラブの練習会

面白さのポイントは、得点方法が2つあることです。
確実に1点を取りにいくのか、リスクを負って3点を狙うのか、試合状況に応じた判断が常に発生します。
手も足も使えるため、サッカー経験者とバスケットボール経験者が別の形で活躍できます。

複数の競技経験を持つ人、国際的なコミュニティに関心がある人に向いています。

公式サイト:Japan GAA

水中ホッケー

水中ホッケーは、プールの底でパックを押し合い、相手ゴールへ入れる6人制の競技です。

イギリスで生まれ、2年に一度世界大会が開かれています。
マスク・シュノーケル・フィンと短いスティックを装備し、息を止めて潜っている間だけプレーできます。
1人が動ける時間が限られるため、選手が浮上と潜行を繰り返しながら交代し続ける構造になっています。
水中で行うため観客が試合を追いにくく、その点が普及の壁になってきました。

日本水中スポーツ連盟が国内の競技を統括しています。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
プール 12人 連盟加盟クラブの練習会

面白さのポイントは、息の管理がそのまま戦術になることです。
全員が同時に潜り続けることは不可能なので、いつ誰が潜るかを組み立てなければなりません。
地上の球技とはまったく異なる身体感覚を味わえます。

水泳や素潜りが得意な人、他にない体験を求めている人に向いています。

公式サイト:日本水中スポーツ連盟

ボサボール

ボサボールは、トランポリンを組み込んだ空気で膨らませたコートの上で、バレーボールのように打ち合う競技です。

バレーボール、トランポリン、カポエイラの要素を組み合わせた競技として、ヨーロッパを中心に広まりました。
サーブはトランポリンから跳び上がって打ち、手だけでなく足や頭でも返せます。
得点方式は打ち返した部位によって変わり、足や頭で決めた場合には高い点が与えられます。
試合中は音楽が流れ、審判がDJを兼ねる演出も特徴です。

日本国内での常設実施は限定的で、イベントでの体験機会が中心です。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 8人〜 国内での常設実施は限定的

面白さのポイントは、競技とショーの境目が曖昧なところです。
トランポリンで人が高く跳び上がり、空中で足で叩き込む動作は、そのまま見せ物として成立します。
音楽が流れ続けるため、スポーツというよりフェスに近い空気が生まれます。

体操やアクロバットの経験がある人、観客を沸かせたい人に向いています。

YOU.FO(ユーフォー)

YOU.FOは、専用のスティックとリングを使い、パスを交換しながら進める接触なしの競技です。

オランダで生まれ、2022年に日本へ上陸しました。
スティックでリングを引っかけて投げ、相手が受け取ります。
屋内でも屋外でもプレーでき、身体接触が一切ありません。
2025年には東京でワールドカップが開催されたと報告されています。

国内での普及は、体験会やイベントを通じて進められている段階です。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋内外 2人〜 体験会・イベント

面白さのポイントは、リングが浮遊するように飛ぶ独特の感覚です。
ボールともディスクとも違う軌道を描くため、既存の競技経験がそのまま通用しません。
2人からできるうえ接触がないので、年齢や体格の差を気にせず一緒にプレーできます。

まだ誰もやっていない競技に早い段階から関わりたい人、親子で一緒に楽しみたい人に向いています。

ブズカシ

ブズカシは、2組の騎馬隊がヤギの胴体を奪い合い、決められた場所へ運ぶことを競うアフガニスタンの国技です。

中央アジア各国で行われている伝統競技で、選手は馬に乗ったまま地面の胴体を拾い上げ、相手の妨害をかいくぐって目標地点まで運びます。
馬術の技量と体幹の強さが求められ、地域によってルールや使用する家畜が異なります。

日本での実施例は確認されていません。
現地の祭事や大会で観戦する形が、日本人にとっての現実的な接点です。

室内・屋外 必要人数 運動量 日本で体験できる場所
屋外 多数 日本での実施例は確認されていない

面白さのポイントは、競技が地域の文化と分かちがたく結びついている点です。
ルールが国や地方によって違い、統一された国際規格が存在しません。
スポーツが競技化・標準化される以前の姿を今も残しているという意味で、他の29競技とは性質が異なります。

馬術に関心がある人、文化としてのスポーツに興味がある人にとって知る価値があります。

なお、言語に依存しないルールを持つ競技は国境を越えて広がりやすくなります。
HADOが現在40カ国で展開できている背景にも、説明を言葉に頼らずに済むという性質があります。

あまり知られていないスポーツの選び方

あまり知られていないスポーツの選び方

30競技を見たうえで候補を絞るときは、次の6点を順番に確認すると迷いにくくなります。
最初に決めるべきは、勝敗を競いたいのか、集まった人と楽しみたいのかという目的です。

勝敗を競いたいのか、みんなで楽しみたいのかで選ぶ

同じ「あまり知られていないスポーツ」でも、大会を目指す競技と、その場を楽しむ競技では設計が違います。

勝ち負けを本格的に競いたいなら、競技団体が全国大会を運営している競技を選んでください。
カバディ、アルティメット、フロアボール、セパタクロー、コーフボールなどは選手権が定期開催されており、上を目指す道筋がはっきりしています。
練習環境や指導者が用意されている点も利点です。

集まった人と過ごす時間を重視するなら、運動量を自分で調整できる競技が適しています。
モルック、ペタンク、インディアカ、キンボールなどは、その日の参加者に合わせて緩さを変えられます。
自治体が用具を貸し出している競技も多く、初期費用を抑えて試せます。

室内でできるか屋外が必要かで絞る

天候に左右されたくない場合は、実施場所が室内で完結する競技に絞ってください。

HADO、SASSEN、ドローンサッカー、ヘディス、フロアボール、ネットボール、スポーツスタッキングは、屋内で完結します。
年間を通じて予定が立てやすく、真夏や梅雨の時期でも計画が崩れません。

一方で、ロゲイニング、ラウンドネット、ペタンク、スポGOMIのように屋外であることが競技の魅力そのものになっているものもあります。
外の環境を楽しみたいのであれば、雨天時の代替案を用意しておく前提で選ぶとよいでしょう。

テックボール、ピックルボール、セパタクロー、コーフボール、YOU.FOは屋内外どちらでも実施できるため、環境に合わせて使い分けられます。

集められる人数に合っているかを確認する

必要人数は競技によって大きく違い、ここを外すと続けられません。

1人でも成立するのはスポーツスタッキング、アックススローイングです。
2人からできる競技にはヘディス、テックボール、モルック、ペタンク、YOU.FOがあります。4人そろえばパデル、ピックルボール、ラウンドネットが選べます。

10人以上を安定して集められる場合は、カバディ、アルティメット、フロアボール、キンボール、コーフボール、ネットボールといったチーム競技が視野に入ります。
ただし毎回全員がそろう必要があるため、まずはクラブに所属して人数の心配をなくす方法が現実的です。

HADOはチーム対戦の形式ですが、人数は実施内容に応じて調整できます。
少人数で来店した場合も、団体で貸し切る場合も対応可能です。

求めている運動量に合っているかを確認する

運動から離れて時間が経っている場合、いきなり運動量の高い競技を選ぶと続きません。

運動量が低い部類に入るのは、ペタンク、モルック、スポーツスタッキング、ドローンサッカー、アックススローイングです。
体力を回復させる段階でも無理なく参加できます。

中程度はHADO、パデル、ピックルボール、テックボール、インディアカ、コーフボール、ネットボール、スポGOMIあたりです。
適度に汗をかきながら、翌日に響きにくい範囲に収まります。

しっかり動きたい場合は、ラウンドネット、ヘディス、カバディ、セパタクロー、アルティメット、フロアボール、ローラーダービー、ロゲイニング、水中ホッケーが該当します。

私自身、普段はスポーツをしていなかったけれどHADOを始めて運動習慣ができたという声を、これまで多くうかがってきました。
続けられる運動量から入ることが、結果として長く続く条件になります。

道具を買わずに始められるかを確認する

初期費用は、始める前のハードルとして意外に大きく効きます。

道具が不要、または会場側が用意してくれる競技から入るのが安全です。
カバディは道具を一切使いません。
ベースボール5はゴムボール1個で成立します。
HADO、SASSEN、ドローンサッカー、アックススローイングは、施設や体験会で機材を貸し出すため手ぶらで参加できます。

自治体のニュースポーツ用具貸出を活用する方法もあります。
モルック、ペタンク、インディアカ、キンボール、カローリングなどは、体育館やスポーツ振興担当課で借りられる自治体があります。

購入が前提になるのは、ラウンドネットのネットセット、モルックの木製セット、スポーツスタッキングのカップとタイマーなどです。
いずれも1万円前後から手に入るため、続ける見込みが立ってから買えば無駄になりません。

通える範囲に体験できる場所があるかを確認する

最後に確認すべきは、自宅や職場から通える距離に実施場所があるかどうかです。

競技そのものが自分に合っていても、最寄りの練習会が片道2時間かかる場所にしかなければ続きません。
特にクラブ参加型の競技は、活動拠点が都市部に集中している場合があります。

先に場所を確認してから競技を選ぶという順序も有効です。
次の章で、体験できる場所の具体的な探し方を紹介します。

あまり知られていないスポーツを体験できる場所の探し方

あまり知られていないスポーツを体験できる場所の探し方

あまり知られていないスポーツを体験する方法は、競技団体の体験会・自治体の教室・常設施設・地域コミュニティ・出張サービスの5つに大きく分かれます。
費用を抑えたいなら自治体、確実に試したいなら常設施設が入口になります。

競技団体・連盟の公式サイトで体験会情報を探す

最も確実な情報源は、その競技を統括している団体の公式サイトです。

「競技名+協会」または「競技名+連盟」で検索すると、多くの場合は公式サイトが上位に表示されます。
サイト内の「加盟クラブ一覧」「体験会」「イベント情報」といったページに、開催予定と申込方法が掲載されています。
SNSアカウントのほうが更新頻度が高い団体もあるため、あわせて確認してください。

初心者歓迎の練習会を定期開催しているクラブも少なくありません。
問い合わせフォームから「未経験ですが見学は可能ですか」と送るだけでも、状況が把握できます。

自治体や総合体育館のニュースポーツ体験会に参加する

費用を抑えたい場合は、自治体が実施している事業を確認してください。

多くの自治体が生涯スポーツの推進策として、ニュースポーツの用具貸出や体験教室を実施しています。
上越市、柏市、柏崎市、豊岡市、ひたちなか市などが用具の一覧や貸出条件を公開しており、モルック、ペタンク、インディアカ、キンボール、カローリングなどが対象になっています。
無料または低額で借りられるケースが多く、購入前に試す手段として有効です。

調べ方は、住んでいる自治体のサイトで「ニュースポーツ」「生涯スポーツ」「スポーツ振興」といった語で検索する方法が早道です。
総合体育館の窓口に直接聞くという手もあります。

常設の体験施設に予約して行く

日程を自分で決めて確実に試したいなら、常設施設を予約する方法が向いています。

常設施設がある競技は限られますが、その分いつでも行けるという確実性があります。
HADOはお台場と東京ソラマチをはじめ全国の店舗で体験でき、予約は公式サイトから可能です。
パデルとピックルボールは専用コートが増えており、時間単位で借りられます。
アックススローイングも専用レーンを備えた施設が営業しています。

HADOについては、専用施設だけでなくスポーツジムのスタジオやイベント会場など、限られたスペースと機材でも実施できる設計にしています。
会場の条件に応じて実施形態を変えられる点は、常設施設が近くにない方にとっての選択肢になります。

SNSで地域のコミュニティやサークルを探す

公式サイトに載っていない活動は、SNSで見つかることがあります。

XやInstagramで「競技名+地名」を検索すると、地域のサークルや個人主催の練習会が出てきます。
公式団体に加盟していない有志の集まりも多く、こうしたグループのほうが参加のハードルが低い場合もあります。

ハッシュタグ検索で実際のプレー動画を確認できる点も利点です。
文章の説明だけではつかみにくい競技の雰囲気や、参加者の年齢層を事前に把握できます。

出張・レンタルサービスを使って自分たちの会場に呼ぶ

人数がまとまっている場合は、会場に来てもらう方法があります。

社内イベント、学校行事、地域のお祭りなどでは、機材とスタッフを持ち込んで実施してもらう形式が現実的です。
参加者が移動する必要がなく、想定人数に合わせた進行を組んでもらえます。

出張に対応している競技には、HADO、SASSEN、キンボール、モルック、スポGOMIなどがあります。
会場の広さや電源の条件が競技ごとに異なるため、問い合わせ時に会場の情報を伝えると具体的な提案を受けやすくなります。

社内イベントや学校行事に取り入れるときの注意点

社内イベントや学校行事に取り入れるときの注意点

団体で実施する場合、競技選びの基準は個人で楽しむときとまったく変わります。
全員が参加でき、限られた時間内に収まり、当日の運営が回るかどうかを先に確認してください。

運動が得意な人だけが目立つ競技を避ける

参加者の満足度が下がる最大の原因は、一部の人しか活躍できない設計です。

運動経験に差がある集団では、身体能力が直接結果に結びつく競技を選ぶと、得意な人だけが盛り上がって残りは見ているだけになります。
選ぶべきは、接触がなく、役割分担で貢献できる競技です。
コーフボールは接触が禁止され男女混合が必須、キンボールは全員がボールに触れなければサーブが成立しません。
ドローンサッカーは操縦技術のみで勝負が決まります。

HADOについて、私はこう考えています。
勝つためにはチームでの作戦会議とプレイ中の連携が欠かせません。
役職や部署を越えて協力する必要が出てくるため、自然と会話が生まれます。
スキルをカスタマイズできる仕組みも、運動能力の差が結果に直結しにくい理由のひとつです。

あわせて、テクノスポーツは物理的な接触がほとんどないため、フィジカルコンタクトのある競技と比べるとケガをしにくい設計になっています。

ルール説明に時間がかかりすぎない競技を選ぶ

限られた時間の中で、説明・準備・実施・片付けまでを終える必要があります。

説明に20分かかる競技を選ぶと、実施時間が圧迫されます。
ルールが1〜2分で伝わり、実際に動きながら覚えられる競技が適しています。
モルックの「棒を投げてピンを倒す」、キンボールの「大きなボールを落とさない」、スポGOMIの「ゴミを拾って点にする」は、一文で説明が済みます。

反対に、カバディ、クリケット、ネットボールのようにポジションや細かい制約が多い競技は、初対面の集団で短時間に実施するのは難しくなります。

会場の広さと天候リスクを事前に確認する

会場条件の確認漏れは、当日の中止や大幅な変更につながります。

必要な広さ、天井の高さ、床の材質、電源の有無を事前に確認してください。
キンボールは天井が低いと成立せず、ローラーダービーは専用のリンクが必要です。
機材を使う競技では、電源の位置と容量も確認事項に入ります。

屋外を選ぶ場合は、雨天時の代替案を必ず用意しておきましょう。
屋内で完結する競技を選べば、この検討自体が不要になります。

道具の調達と当日の運営を誰が担うかを決める

企画が止まる原因の多くは、担当者の作業量が読めていないことにあります。

用具の調達、ルール説明、審判、進行、記録、片付けを誰が担当するのか、企画段階で決めておいてください。
幹事自身が運営に回ると参加できなくなり、満足度の低下につながります。

自治体の用具貸出を使えば調達コストは下がりますが、運搬と返却の手間は残ります。
人数が多い場合や複数種目を実施する場合は、機材と運営スタッフをあわせて外部に任せる方法が現実的です。
企画の負担を減らしながら、参加者全員が体験に集中できます。

HADOは法人利用が累計1,000社を超え、チームビルディング、社員総会、周年イベント、社内交流などの場で導入されています。
実施内容に応じて人数や進行を調整できるため、規模や目的に合わせた設計が可能です。

HADOの法人・団体向けイベント利用について

▶ 関連記事:社内イベントにおすすめのスポーツ20選|運動経験・年齢不問で全員が楽しめる企画まとめ

あまり知られていないスポーツに関するよくある質問

あまり知られていないスポーツに関するよくある質問

マイナースポーツとニュースポーツの違いは何ですか

マイナースポーツは競技人口や認知度が少ない競技を指し、ニュースポーツは20世紀後半以降に新しく考案された競技を指します。
ただし両者に明確な線引きはありません。

ニュースポーツは、健康づくりや交流を目的として「いつでも、どこでも、誰でも」楽しめることを重視して設計された競技群です。
この記事で紹介したモルック、ペタンク、インディアカ、キンボールなどは、自治体の生涯スポーツ事業でニュースポーツとして扱われています。
一方でカバディ、セパタクロー、アルティメットは競技団体が全国大会を運営しており、マイナースポーツに近い位置づけになります。

呼び方が違うだけで重なっている競技も多いため、探すときに使い分ける必要はありません。

ニュースポーツで面白い競技は何がありますか

初めて実施するならモルック、キンボール、インディアカ、ペタンクが選びやすい競技です。
ルールが1〜2分で伝わり、年齢や体力に関係なく同じ勝負ができます。

面白さの質はそれぞれ異なります。
モルックは点を取りすぎると不利になるという逆転した得点方式が駆け引きを生みます。
キンボールは人の背丈に近いボールという見た目のインパクトが強く、写真1枚で伝わります。
インディアカは羽根付きボールの読みにくい軌道が意外性をつくります。

自治体で用具を借りられる競技が多いため、複数を試してから決めるという進め方も可能です。

一人でも始められる競技はありますか

スポーツスタッキングとアックススローイングは、1人で完結します。
予定を合わせる必要がないため、自分のペースで続けられます。

スポーツスタッキングは机1つ分のスペースがあれば自宅で練習でき、タイムという形で上達が数字に残ります。
アックススローイングは専用レーンのある施設に1人で行って投げられます。

対戦相手が必要でも、施設側でマッチングしてくれるケースもあります。
HADO ARENAのように来店者同士で組む形式もあるため、1人で行けるかどうかは施設に確認してみてください。

大人になってから始めても遅くないですか

競技人口が少ない競技では、大人になってから始めた人が多数派です。
むしろメジャースポーツより始めやすい環境が整っています。

芸能人が日本代表として世界大会に出場した例が複数あることも、この事情を示しています。
モルックでは「さらば青春の光」の森田さんが、スポーツスタッキングでは森川葵さんが日本代表として活動しました。
いずれも子どもの頃からその競技をやってきたわけではありません。

ただし、身体接触や高い運動量を伴う競技を長く離れていた体で始める場合は、段階を踏んでください。
運動量が低い競技から入り、体を慣らしてから移るという順序が安全です。

運動が苦手でも楽しめる競技はありますか

ペタンク、モルック、スポーツスタッキング、ドローンサッカー、アックススローイングは、運動能力がほとんど結果に影響しません。

ペタンクは立って歩ける体力があれば参加でき、狙う球を選ぶ判断で勝負が決まります。
ドローンサッカーは操縦技術だけで決まるため、小学生が大人に勝つ場面も起こります。
スポーツスタッキングは腕力もリーチも関係なく、指先の正確さと手順の記憶で競います。

体を動かしたい気持ちがあるなら、HADOのようにスキルをカスタマイズできる競技も選択肢に入ります。
走る量や攻撃の役割を自分で調整できるため、体力に合わせた参加が可能です。

みんなで楽しめる競技を選ぶときのコツはありますか

全員が必ず関わる仕組みが競技のルールに組み込まれているかどうかを確認してください。

キンボールはサーブ時にチーム全員がボールに触れていなければ成立せず、構造的に「見ているだけの人」が生まれません。
コーフボールは男女混合が必須でドリブルが禁止されているため、パスをつなぐこと以外に選択肢がありません。
ラウンドネットは2人組で協力しないとラリーが続きません。

あわせて、運動量を調整できるかどうかも確認しましょう。
参加者の年齢や体力に幅がある場合、ルールを緩めたり時間を短くしたりできる競技のほうが、全員が最後まで参加できます。

競技人口が少ないと日本代表になりやすいのですか

競技人口が少ない競技では、比較的短い期間で上位を目指せる可能性があります。
ただし代表になりやすいと断定できるものではありません。

国内の競技人口が数百人規模の競技では、始めて数年の選手が全国大会に出場する例が実際にあります。
選手層が薄いため、真剣に取り組めば上を目指す道筋は見えやすくなります。

一方で、練習環境と指導者が限られるという現実もあります。
近くに活動しているクラブがなければ練習相手が確保できず、遠征費用の負担も個人にかかりやすくなります。
国際大会への出場に自己負担が発生する競技も少なくありません。
上を目指す前提で始める場合は、活動拠点と費用の実情を競技団体に確認しておいてください。

まとめ

あまり知られていないスポーツは、始め方で4つに分かれます。
予約すれば今日から試せるもの、道具をそろえれば仲間内でできるもの、クラブに参加して続けるもの、そして日本ではまだ観る楽しみが中心のものです。

候補を絞るときは、勝敗を競いたいのか集まった人と楽しみたいのかを先に決めてください。
そのうえで、室内か屋外か、集められる人数、求めている運動量、道具の要否、通える範囲に場所があるかを順に確認していけば、選択肢は自然に2つか3つに絞られます。

次の一歩は、気になった競技の団体サイトで体験会の予定を調べることです。
費用を抑えたいなら、住んでいる自治体のニュースポーツ用具貸出を確認する方法もあります。
確実に日程を決めて試したい場合は、常設施設の予約が早道です。

以前、ある親御さんから「うちの子は不登校で引きこもりがちだったけれど、HADOに出会って外出するようになり、他の子と人間関係を築けるようになった」とお聞きしたことがあります。
こうした話は珍しくありません。
まだ広く知られていない競技には、これまで運動から距離を置いていた方が入口として選びやすいという良さがあると考えています。

社内イベントや学校行事の種目としてお探しの場合は、機材と運営をあわせて任せられる形式もご検討ください。
HADOを体験できる店舗の情報は、店舗一覧・ご予約ページからご確認いただけます。

東京2025デフリンピック応援

東京2025デフリンピックを応援しています。
みんなが楽しめる未来のスポーツを。