ショッピングモールのイベント企画!集客・回遊・滞在を伸ばす体験型12選

ショッピングモールのイベント企画は、来館者数を増やすだけでなく、施設内の回遊や滞在時間を伸ばすための重要な販促施策となります。

本記事では、商業施設の販促担当者に向けて、まだ広がりきっていない新しい体験型企画を含む12選と、企画設計の原則、立案から運営までの実務フローなどを解説します。

「いつも同じ企画でマンネリ化している」「本部やテナント協議会に通せる新しい切り口を見つけたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

ショッピングモールのイベント企画とは

ショッピングモールのイベント企画とは

ショッピングモールのイベント企画というのは、施設運営者が来館促進と顧客体験向上のために企画・実施する販促施策の総称です。物販やテナント営業に加え、ワークショップや体験型コンテンツを通じて、来場理由を生み出したり、施設の魅力を高めたりします。

近年はEC(電子商取引)の普及によって、買い物そのものは自宅で完結できる時代になりました。それに伴い、ショッピングモールが提供すべき価値は「モノを売る場」から「体験を提供する場」へと比重を移しつつあります。次章からは体験提供の意味合いも兼ね、集客・回遊・滞在の3指標を伸ばす視点でイベント企画を整理していきます。

イベント企画が集客・回遊・滞在に与える3つの効果

イベント企画が集客・回遊・滞在に与える3つの効果

イベント企画は、以下の3つの効果をもたらします。

  • 来場者数の純増
  • 施設内回遊の促進
  • 滞在時間の延長

それぞれの効果が連鎖し、最終的に施設全体の売上と顧客ロイヤルティの向上につながる点が、商業施設におけるイベントの本質的な価値です。

来場者数の純増による集客効果

効果1つめが来場者数の増加です。イベントは来館の目的そのものを生み出すため、普段は来店しない層を施設に呼び込むきっかけになります。たとえば、週末のキャラクターショーや夏休みのワークショップが家族連れの来館動機となるように、「買い物の必要がなくても行きたい場所」へと施設の位置づけを変える力を持っています。

新規顧客の獲得と既存顧客の来館頻度向上の両面に貢献するため、来館者数の底上げを狙うなら欠かせない打ち手となるでしょう。

施設内の店舗を巡る行動を促す回遊効果

2つ目の効果が、回遊の促進です。施設内の複数箇所に企画拠点を分散させたり、参加にレシート提示を組み合わせたりすることで、来場者の回遊が直接的に促進されます。たとえば、スタンプラリーや周遊型謎解きは、普段は通り過ぎてしまうフロアやテナントへの誘導に効果が高く、結果として複数店舗での購買機会を生みます。

参加時間と前後の買い物による滞在時間の延長効果

3つ目の効果が、滞在時間の延長です。ワークショップや体験型アトラクションは、参加そのものに30分から1時間程度の時間が必要となるため、世帯あたりの施設内滞在時間を物理的に延ばします。

さらに、子どもが参加している間に親が買い物を済ませたり、終了後に食事を取ったりといった行動が連鎖するため、参加時間の数倍の滞在時間延長につながることも珍しくありません。

ショッピングモールで人気のイベント企画12選

ショッピングモールで人気のイベント企画12選

ここからは、商業施設で集客・回遊・滞在の3指標を動かせる体験型イベント企画を12種類紹介します。前半は事例が少なく新規性の高いデジタル系・体験型が中心、後半は王道企画として安定的に効果を出せるものを選定しました。

ARスポーツ・テクノスポーツ体験

ARスポーツとは、現実空間にAR(拡張現実)技術を重ねて行う新しいスポーツのジャンルです。代表例である「HADO」は、AR(拡張現実)で「かめはめ波」のようなエネルギー弾を飛ばしたりシールドを発動して対戦するスポーツで、2016年の登場以降、世界40カ国・累計プレイヤー約1000万人にまで広がっています。

商業施設での展開実績も豊富で、全国のショッピングモールや商業施設で出張イベントを継続的に実施しています。ファミリー向けの集客イベントから期間限定の体験ブースまで、施設の規模や目的に合わせた導入が進んでいます。
性別・年齢・運動能力の差を戦術とチームワークでカバーできるため、ファミリー層から競技志向の若者まで幅広く参加できる点が強みです。

>>みんなが熱中できるHADOの出張イベントの詳細はこちら

>>全国の商業施設での開催事例(公式Instagram)はこちら

プロジェクションマッピング型インタラクティブ体験

プロジェクションマッピングと深度センサーを組み合わせたデジタル砂場は、来場者の動作と映像がリアルタイムに連動する新感覚の体験コンテンツです。
日販テクシード株式会社が提供する「ペイントすなば」は、砂を掘ったり山を作ったりすると地形の高さに応じて色が変わり、生き物が出現する仕組みになっており、大分県のイオンモール三光や東京都のフレーベル館 Kinder Platz アリオ葛西店などで導入されています。

子どもたちが地形を作り変えながら長時間没頭するため、滞留時間の延長効果が高く、家族みんなで気軽に楽しめる点が集客にも貢献します。
常設キッズスペースに置く運用と期間限定イベントでの活用の両方が可能で、施設の差別化施策として導入実績が増えています。
引用:置くだけ簡単デジタル砂場|ペイントすなば

お絵かきアトラクション

お絵かきアトラクションとは、子どもが紙に描いた絵が大型サイネージ上で3D化して動き出すデジタル体験コンテンツです。
たとえば株式会社リトプラが運営する次世代型テーマパーク「リトルプラネット」のデジタルお絵かきアトラクションは、埼玉県のショッピングモール「ピオニウォーク東松山」の屋内広場で2日間限定の出張イベントとして実施され、紙に生きものや乗りもののぬりえを描いて専用スキャナーで取り込むと、3Dになって大型サイネージやモニターに登場する仕組みです。
スキャナー一体型の可動式プロダクトを使うことで、短時間でのアトラクション設置と稼働が可能になっています。
引用:ピオニウォーク東松山 館内イベント | リトプラ

VR・XRアトラクション

ヘッドマウントディスプレイとシミュレーターを組み合わせて非日常体験を提供するエンターテインメント企画です。
たとえばバルール株式会社の「VRハンググライダー」は、ハンググライダー日本代表選手が撮影した空撮映像と東京工業大学葭田研究室が開発した没入感の技術を組み合わせ、室内にいながら上空1500mからの景色を体験できるアクティビティです。

羽田空港では3日間で約1200人、イオンモール与野では2日間で約200人が体験するなど、商業施設での実績も豊富です。アンケートでは羽田空港で96.7%、イオンモール与野で97.4%が「楽しめた」と回答しており、満足度の高さもうかがえます。
引用:VRハンググライダー|バルール株式会社

eスポーツ大会・ゲーミングイベント

eスポーツ大会は、ビデオゲームを競技として行うイベントで、若年層を中心に新たな集客の柱となりつつあります。
地方の商業施設でも導入が進んでおり、人気タイトルの大会形式や最新ゲームの体験会を実施することで、これまで施設に縁のなかったZ世代を呼び込めるのが特徴です。

オンライン配信と組み合わせれば来場者以外への波及効果も生まれ、SNSでの拡散にもつながります。なお、以下の記事では、eスポーツが体験できる施設を詳しく紹介しています。気になる方はぜひ併せてお読みください。
関連記事:【2026年】東京でeスポーツ体験ができる施設23選!イベント情報も紹介

体験型お仕事ミッション・職業体験

職業体験イベントは、子どもが実際に大人の仕事を疑似体験することで主体性と学びを引き出す参加型企画です。
たとえばアトリエヤマダ株式会社の「おしごとミッション」シリーズや、株式会社IKUSAの「キッズタウンビルダーズ」など、商業施設向けの本格的な職業体験コンテンツが増えてきています。

子どもにとっては将来の職業選択のきっかけになり、親にとっては教育的価値のある外出先として施設の魅力が上がるため、ファミリー層のリピート促進に効果的です。
SDGsの目標「4 質の高い教育をみんなに」「8 働きがいも経済成長も」とも親和性が高く、施設のCSR文脈での説明にも使えるでしょう。

巨大パーティシペーションアート

巨大パーティシペーションアートとは、大型のダンボール造形などに来場者が直接ペイントして共同作品を作る参加型アートイベントです。
アトリエヤマダ株式会社は、2023年10月7日と8日の2日間、宮城県のザ・モール仙台長町で「巨大ダンボールペインティング」を開催し、1日目は「まち」、2日目は「乗り物」をテーマにプロペラ機やSL、観光バスなどの巨大造形を子どもたちが自由にペイントする企画を実施しました。

完成した作品はそのまま施設内でしばらく展示されるため、参加者の再来館動機にもなります。防水のレインコートを着て裸足で参加するため衣服を汚す心配がなく、子どもが思いきり絵の具を使える点が高い満足度につながっています。
引用:【イベントレポ】巨大ダンボールペインティングinザ・モール仙台長町|アトリエヤマダ

周遊型謎解きイベント

周遊型謎解きとは、施設全体をフィールドにして謎を解きながら巡るゲーム型イベントで、回遊率の向上に直接効くのが最大の特徴です。スマートフォンのLINEやアプリを使って参加できるタイプも増えており、紙の地図と組み合わせて館内の複数店舗をチェックポイントにする形式が主流です。

参加者は普段立ち寄らないフロアにも自然に足を運ぶため、テナントの認知向上にもつながります。開催期間も1日から数カ月まで柔軟に設定でき、難易度を調整すれば子どもから大人まで楽しめるでしょう。
リピート参加を促す仕組みとしても優秀で、定期化との相性が良い企画です。
引用:謎解きイベントの企画|謎解きコンシェルジュ

クラフト系ワークショップ

クラフト系ワークショップは、紙工作や手芸、季節の装飾作りなどを通じて子どもの感性を伸ばす定番企画です。1組あたり30分から1時間の参加時間が必要となるため、世帯あたりの滞在時間延長に直結します。

季節や時期に合わせてテーマを変えることで毎月の定期開催が可能になり、「あのモールに行けば毎月新しい工作ができる」という施設認知の形成にも貢献するでしょう。
小規模なスペースでも開催できるため予算とのバランスを取りやすく、初めて体験型イベントに取り組む施設の入り口としても適しています。
引用:株式会社ピコトン|子供向けワークショップ

キャラクターショー・グリーティング

キャラクターショーは、テレビアニメや特撮のキャラクターが登場してクイズやダンスを披露するファミリー向けの王道企画です。
子どもたちの強い来館動機となり、施設全体に賑わいをもたらします。

終了後の握手会や撮影会まで含めれば滞留時間も長くなり、SNSへの投稿による二次的な拡散も期待できます。費用は出演料で30万円からが相場とされており、人気キャラクターになると上振れする点には注意が必要です。
引用:商業施設のイベント事例22選|IKUSA

季節フェスティバル

季節フェスティバルは、クリスマス・ハロウィン・夏祭り・お正月など、年中行事に合わせた装飾と関連イベントを複合的に展開する企画です。
施設全体のデコレーションと限定商品の販売、ステージイベント、フォトスポットの設置などを組み合わせ、施設に来る理由そのものを季節単位で作り出します。

年間スケジュールに組み込みやすく、リピーター獲得の安定的な仕組みとして機能するため、ほとんどの商業施設で実施されている基幹企画と言えるでしょう。

SDGs・防災探究学習体験

SDGsや防災をテーマにした探究学習体験は、楽しみながら学べる教育的価値の高い企画で、施設の社会的責任のアピールにもつながります。
たとえば「SDGsアドベンチャー」は、2023年5月6日にUNIMOちはら台で開催され、500名以上が参加した実績があります。

また、「防災ヒーロー入団試験」は、2022年9月にイオンモールりんくう泉南で泉南市の危機管理課監修のもと「イオンモールのSDGsフェス」の一環として実施され、地域に特化した防災イベントとして多くの子どもたちが参加しました。
学びと体験を組み合わせることで、保護者にとっても価値のある来館機会となり、リピートにつながりやすいのが特徴です。
引用:
SDGsアドベンチャー UNIMOちはら台事例|IKUSA

防災ヒーロー入団試験 イオンモールりんくう泉南事例|IKUSA

集客・回遊・滞在を伸ばすイベント企画の3つの設計原則

集客・回遊・滞在を伸ばすイベント企画の3つの設計原則

12選を踏まえた上で、自社施設に何を選ぶべきかを判断するための3つの原則を紹介します。企画選定の段階で照らし合わせると、判断がぶれにくくなります。

親子で参加でき、子どもが滞在時間を生む

商業施設のメイン来館動機の多くは家族単位での外出であり、子どもが楽しめる企画は親の同伴を自動的に呼び込みます。子どもが20分以上集中して参加するコンテンツであれば、その間に親はテナントで買い物や食事を済ませることができ、世帯あたりの滞在時間が大きく伸びるでしょう。
「子どもが楽しい」と感じる質を上げることが、結果として施設全体の売上に効く、という連鎖を理解しておくと、企画選定の精度が上がります。

施設全体を回遊する仕掛けを組み込む

イベントを1か所のスペースで完結させてしまうと、参加者がそのまま帰宅してしまい、テナントへの波及が起きません。スタンプラリーや周遊型謎解き、複数フロアに分散した謎ブースなど、参加プロセスに「移動」を組み込むことで回遊率を直接動かせます。
さらに参加条件に「施設内テナントでのレシート提示」を加えれば、購買とイベント参加が結びつき、テナントの売上にも直接貢献するでしょう。

SNSで拡散される写真・動画スポットを設計する

参加者の投稿が新規来場者の動機につながる二次効果は、現代の集客戦略で無視できません。完成した工作の見栄え、フォトジェニックな装飾、子どもの真剣な表情が撮れるアングルなど、「思わず投稿したくなる瞬間」を企画段階から設計しておくことで、来場者一人ひとりが宣伝媒体になります。
専用ハッシュタグの設定や、投稿者向けの特典付与と組み合わせれば、拡散効果はさらに高まるでしょう。

ショッピングモールのイベント企画の立て方|5つのステップ

ショッピングモールのイベント企画の立て方|5つのステップ

企画ネタが決まっても、立案から運営までの実務フローを押さえていないと、現場で混乱が生じてしまいます。ここでは企画書の骨子に使える5ステップを紹介します。

ステップ1:目的とKPIの設定

最初に「集客」「回遊」「滞在」のどれを主目的に据えるかを明確にし、それに応じた定量目標を設定しましょう。主に、集客重視ならば来館者数の前年比、回遊重視ならば複数フロア訪問率、滞在重視ならば平均滞在時間が指標となります。
POSデータや館内Wi-Fiの接続時間、入退館センサーのデータなど、施設で取得できるデータを組み合わせれば測定の精度を高められるでしょう。

ステップ2:ターゲットとコンセプトの決定

施設の主要客層を分析し、ターゲット層を絞り込みます。たとえばファミリー層中心の郊外型モールであれば親子参加型、若年層の多い駅前型施設であればeスポーツやVR体験など、客層に合致した企画選定が成果を分けます。
「誰に来てほしいか」を絞ることは、結果的に「何をやるか」を決める最大のヒントになるものです。

ステップ3:企画内容と動線設計

具体的な企画内容を確定させ、館内のどこに何を配置するかを設計しましょう。テナントとの連携箇所、来場者の動線、休憩スペース、トイレからの距離など、運営面の細部まで詰めておくことで当日の混乱を防げます。
動線設計の際は、参加者が施設内を自然に回遊するレイアウトを意識すると、回遊率向上の効果を最大化できます。

ステップ4:プロモーションと運営準備

事前告知は遅くとも開催3〜4週間前から、Webサイト・SNS・館内POP・チラシ・プレスリリースなど複数チャネルで展開しましょう。SNSでは目を引くビジュアルと動画を中心に、ハッシュタグキャンペーンも併用すると拡散されやすくなります。
当日のスタッフ研修、安全対策の確認、雨天時の代替案の整備も忘れずに進めてください。

ステップ5:効果測定と次回への改善

イベント終了後は、設定したKPIに対する達成度を測定し、成功要因と課題を洗い出します。来場者アンケートやSNSの反響、テナントの売上データなどを組み合わせ、定量・定性の両面から振り返りを行いましょう。
この振り返りを次回企画の起点にすることで、施設としてイベント運営のノウハウが資産として蓄積されていきます。

ショッピングモールのイベント企画を成功させる6つのポイント

ショッピングモールのイベント企画を成功させる6つのポイント

この章では、現場で陥りがちな失敗を避けるための実践的なチェックポイントを6つ紹介します。

商業施設特有の制約を最初に洗い出す

商業施設にはテナントの営業時間、フードコート周辺の騒音規制、周辺住民への配慮、消防法上の動線確保など、独自の制約が数多くあります。企画立案の初期段階で施設管理部門と協議し、実施可能な範囲を確認しておくと、後段の手戻りを防げます。

テナントを巻き込んで一体感を作る

イベント単体で完結させず、テナントの協賛やクーポン連携、ステージ出演などを組み合わせると、施設全体の一体感が生まれます。テナント側にとってもいい集客の機会となるため、提案の仕方次第で協力を得やすくなります。

悪天候や混雑時の代替動線を準備する

屋外スペースを使う企画では、雨天時の屋内退避ルートやテント設営の準備が必須です。混雑時の入場制限、整理券運用、休憩スペースの確保なども含めて、想定外の事態に備えた運用設計を行いましょう。

安全対策と保険加入を必ず行う

来場者の安全は最優先事項です。AEDの配置確認、救護スタッフの配置、イベント保険への加入、子ども見守り体制の構築など、リスクヘッジの仕組みを企画段階で組み込んでおきます。

効果測定の指標を企画段階で決める

効果測定の指標を後付けで決めると、必要なデータが取れていないことに当日気づくケースが多々あります。集客・回遊・滞在のうち何を測るか、どんな手段で測るかは、企画書の段階で明文化しておきましょう。

単発で終わらせず定期化で資産化する

一度きりのイベントは、効果も一度きりです。年間スケジュールに組み込んで定期開催することで、施設認知が積み上がり、リピーター獲得とブランディングの両面で効果が増幅していきます。
なお、定期化された人気イベントの最新事例については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:商業施設で人気の最新イベントコンテンツとは?集客・回遊・滞在時間を伸ばす体験型企画を紹介

ショッピングモールのイベント企画でよくある質問

ショッピングモールのイベント企画でよくある質問

イベント企画の予算相場はどれくらいですか

イベント企画の予算は、小規模ワークショップで10万円から、キャラクターショーで30万円から、大型イベントになると100万円を超えるのが一般的な相場です。エアー遊具は3万円から10万円程度、大道芸は5万円から30万円程度が目安となります。
これらに加えて交通費、機材費、人件費、装飾費が別途必要になるため、総額で見積もることが重要です。

企画から実施までどれくらいの期間が必要ですか

小規模なワークショップであれば1〜2カ月、大型イベントや独自企画を含む場合は3〜6カ月程度の準備期間が一般的です。テナントとの調整、外注先の選定、プロモーションの展開などを考慮すると、余裕を持って3カ月前から動き出すことを推奨します。

イベント会社に外注するメリットは何ですか

イベント会社への外注のメリットは、以下の4点です。

  • リソース不足の解消
  • 専門ノウハウの活用
  • 当日運営のスタッフ派遣
  • リスク管理の高度化

社内の人員だけでは難しい企画の幅と運営品質を担保できるため、初めて取り組む企画や大型イベントでは外注が現実的な選択肢になります。

なお、複数の体験コンテンツを組み合わせて企画から運営までワンストップで任せたい場合は、約40種類の体験コンテンツを目的や人数に応じてプロデュースしてくれる、HAZUM(ハズム)のようなサービスがあります。専門プランナーが会場手配から当日進行、表彰、安全管理までまとめて対応するため、初めて体験型イベントに取り組む施設にとっては心強い選択肢になるでしょう。
関連サービス:社内・社外 交流サービスHAZUM(ハズム)

天候不良の場合はどう対応すればいいですか

事前に屋内代替会場を確保し、開催可否の判断基準と判断時刻を明文化しておくことが重要です。SNSや館内アナウンスでの早期告知体制も整え、参加予定者が無駄足にならない運用を設計してください。
雨天決行か中止かの判断は、来場者の安全と運営スタッフの負担の両面から決めましょう。

まとめ

ショッピングモールのイベント企画は、集客・回遊・滞在の3指標を伸ばすことを軸に設計すると判断がぶれません。本記事で紹介した12選のうち、自社施設の規模・客層に合うものを2〜3つ組み合わせ、年間スケジュールに落とし込んでみてください。

私自身、AR技術を使ったテクノスポーツ「HADO」を通じて全国の商業施設で出張イベントを実施してきましたが、一番大切なのは「面白い」と心から思える体験を提供することだと感じています。「面白くなければ価値はゼロ」というのが、私が事業を通じて確信してきたことです。
本部にも、テナントにも、何より来場されたご家族にも納得していただける企画を、ぜひ作り上げてほしいと思います。そして、体験型イベントの導入を検討される際は、HADOの出張イベントもぜひ選択肢の一つに加えていただけると幸いです。

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